2013年2月5日火曜日

はじめてのAWSでわかったこと、わからないこと -3-

第三回目です。そろそろ終わりかな。

2NIC構成のマシンをAutoScalingでデプロイすると1NICになる

どうやってもわからなかったので、今なお1NICでデプロイしています。
AutoScalingで2NICのWebサーバをデプロイしたい。上はELBからのバランスを受けて後ろではNFSサーバと接続したい。
こういう構成でAutoScalingを使いたかったので。

でも、AutoScalingするときに2NICにできない。設定が無いような気がする。
実際に2NIC構成をデプロイする方法、ご存知であればご教示いただけませんか。


ELB作成時に2Zoneの構成とし、片側にだけインスタンスをぶら下げると不定期にWebの表示が行えなくなった

ELBを作成してぶら下げるインスタンスを選定します。セオリーに従い2つのZone上のインスタンスをぶら下げる予定でした。ですから2つのAvailabilityZoneを設定しましたが、この時点ではぶら下げるインスタンスは1個しかありませんでした。
それでも設定は可能なので2つのAvailabilityZoneを設定したのに1つのAvailabilityZone、1台の構成で検証を続けました。
すると、不定期に無応答となり、気がつくとまた応答が帰ってくるような状況になりました。
ApacheのログをみるとAccessに来ていないようです。
この状態でELBのPublicDNS名をLookupしてみると2つのIPが帰って来ました。もしかすると、インスタンスが無い方のAvailabilityZoneに行こうとしているのかなと思いELBの設定からインスタンスが無いZoneを削除しました。
これで再度Lookupすると帰ってくるIPアドレスは1つとなりました。
その後は正常にアクセスできるようになりました。

ヘルスチェックしてるから、インスタンスが無い方には行かないと思っていましたが、最初から2つのAvailabilityZoneを指定してインスタンスを置かない状況だと行っちゃうこともあるのかな?
それらしき原因は見当たるけど、これが意図した動きなのかどうかは不明。
だから、最初から2Zoneを構成してインスタンスを置かないというような事は止めておきます。
必要ならAvailabilityZoneを増やしてインスタンスを追加します。

インスタンスはAvailabilityZoneをまたいで2NICの構成はとれない

VPC内にNFSサーバをおいた場合、AvailabilityZoneをまたぐと2-3ms程度の遅延が発生するので、同一AvailabilityZoneでNFSを組みたかったのですが、どうするかな・・・と考え。
そうだ!NFSを2NICにして、それぞれのAvailabilityZoneに出せばいいじゃん!オレカッコイイ!とか安易に考えたのですが・・・
結果はインスタンスがあるAvailabilityZoneと同じところにしか2つ目のNICを作る事ができませんでした。
当たり前といわれば当たり前かもしれませんが、当たり前じゃ無いことができちゃうAWSなので。

サブネット内にDHCPによる動的割り当てと明示的な固定割り当てが共存して良いのか

最初のシンプルな構成はPrivateIPを固定して構成しました。その後AutoScalingで自動的に仮想マシンをデプロイする場合はDHCPでの割り当てとなると思います。
このような場合、同じサブネット内に静的に定義されたIPとDHCPによる自動割り当てが混在する事になります。果たしてIPアドレスのバッティングが発生しないのかが疑問でした。
DHCPの動作を考えればバッティングしてもそのまま重複したままということは無いんじゃないの?というのが大方の意見でしたが、AWSとしてこれはどういう動きをするのか、とても知りたいです。
こちらも動作の仕様をご存知の方がいらっしゃれば是非ご教示ください。


他にも色々あったのですが、いい勉強になりました。
AvailabilityZoneとネットワークまわりの理解は進んだ気がします。
インスタンスタイプやその他のサービスについて、もう少し理解したいです。

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